Lステップのテンプレートの作り方について知りたいという方のために、Lステップのテンプレートの作り方について解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップのテンプレートの作り方
- Lステップのテンプレートのメリット
- Lステップのテンプレート配信の方法
- Lステップのテンプレートの使い方
を知ることができます。
それではLステップのテンプレートの作り方について解説していきます。
テンプレートを使うメリット
Lステップのテンプレートとは、配信するメッセージを事前に登録することができる機能です。
テンプレートを使うことは、配信するにあたってメリットがたくさんあるため、ぜひ使いこなしたい機能です。
では、Lステップのテンプレートを使うことでどんな効果やメリットがあるのでしょうか。
テンプレートを使う配信のメリットについて、みていきます。
業務の効率化につながる
何度も配信する内容を毎回作成するとしたら、面倒なだけでなく非効率となります。
Lステップのテンプレートは、何度も配信する内容を事前に登録することができるので、作業の効率化につながります。
また通常のメッセージ配信だけでなく、シナリオ配信や自動応答などにも使えるのでとても便利です。
毎回メッセージを作成していれば時間がかかるため、配信のスピードが遅くなるなど、デメリットが多くなります。
効率的なメッセージ配信を行うためには、テンプレートにメッセージをいくつか準備しておくことが重要です。
テンプレート画面にフォルダを作る際は、ミスがないようにわかりやすいタイトルをつけておきましょう。
数字などで管理してしまうと、間違った内容を送ってしまうこともあるので工夫が必要です。
同じテンプレートで問題が解決する
Lステップのテンプレートは、同じテンプレートを複数の配信に使うことができます。
たとえば、1という配信と2という配信に同じ内容のメッセージを配信するとします。
テンプレートに登録した内容を変えたい場合がある場合、テンプレートの内容を修正することで1も2も修正されたメッセージが使われるので便利です。
配信の数が多い場合、それぞれを修正するのは面倒ですし、時間もかかるので効率が悪くなりますが、Lステップのテンプレートはその心配がいりません。
テンプレート登録をしておくと、コンテンツ画面の本文にテンプレートと表示されているので、確認してみましょう。
このように1つのテンプレートで管理ができるのは、複数配信する人にとってメリットといえます。
配信コストを下げられる
メッセージ配信にテキストだけでなく画像もつけたい場合、メッセージパック機能を使うとテンプレートに保存することができます。
これによって、メッセージと画像をセットした状態で登録することが可能です。
メッセージパック機能は、画像とテキストをセットにした場合でも、1つの吹き出しとしてカウントしてくれます。
そのためこの機能を使うことで、配信コストを下げるメリットがあるのです。
本文と画像を2通としてカウントされていたものが、1通にカウントされれば配信数を削減することにつながり、コストダウンを目指せます。
テキストと画像を送ることが多いと考えられる場合、メッセージパック機能を利用したテンプレート登録がおすすめです。
シナリオ分岐ができる
Lステップのカルーセル作成(新)機能を使えば、シナリオ分岐に使うことができます。
テンプレートの画面からカルーセル作成(新)を行うことで、自走式のアンケートや診断ゲームなどのシナリオ分岐ができる点がメリットです。
シナリオ分岐ができると、ユーザーの反応が高くなる効果が得られるようになります。
テンプレートにシナリオ分岐を作っておければ、手間が省けて効率的にシナリオ配信を行うことになるのでおすすめです。
カルーセル作成(新)では、横並びに画像やテキストを設定することができるため、とても見やすくなるので使わない手はないと言ってもいいほどです。
テンプレートを使ってシナリオ分岐ができることは、とても有効的なメリットとなります。
テンプレート作成ボタン3種の違い
実際のテンプレート画面を見ると、テンプレート名の上に作成ボタンが3つあります。青いボタンの「新規作成」、オレンジのボタンの「カルーセル作成(新)」、水色のボタンの「パック作成」の3つのボタンがあり、それぞれに違いがあるので自分が必要とする役割かどうか判断して利用してください。
テンプレート作成ボタン3種類の違いについて、みていきましょう。
新規作成ボタン
一番左にある青いボタンの「新規作成」ですが、テキスト・画像・動画などで、カルーセル作成(新)以外のものはここから作成することになります。
しかし作成できるものがたくさんあるので、実際自分が使うものはどれなのか見極めて作成するようにしましょう。
ポイントは、新規作成ではなくカルーセル作成(新)を使った方がよいものがあることです。
新規作成では、テキスト・画像作成に使用することになります。
その他のものは、基本的にカルーセル作成(新)で行う方が魅力的となるため、どちらかと言えばカルーセル作成(新)を使ってみることがおすすめです。
たとえば、紹介機能や質問などはカルーセル作成(新)で行う方が見やすくなります。
カルーセル作成ボタン
真ん中にあるオレンジボタンの「カルーセル作成(新)」機能はかなりメリットが多く、Lステップで外せない機能となります。
テンプレートの中でも重要で、集客を増やすためにもぜひ取り入れることをおすすめします。
また新規作成画面の中に、ボタン・カルーセルというのがありますが、カルーセル(新)でしかできない機能があるのでこちらを使うようにしましょう。
ちなみにボタン・カルーセルは、画像のスライドをパネルにして横並びに送れる機能ですが、カルーセル作成(新)の方が見やすく魅力的なのでおすすめです。
質問についても、新規作成ではなくカルーセル作成(新)の方が断然見やすくなるので、新規作成を選ぶ理由がなければこちらで作成しましょう。
パック作成
右側にある水色のボタンの「パック作成」は、メッセージパック作成機能です。
テキストメッセージと画像を1つにして配信することができるため、とても便利に使えます。
テキストと画像を別々で配信するとコストがかかるため、パック作成をしておくことは運営のメリットです。
パック作成は、メッセージとテンプレートをセットにできる機能となるため、新規作成とカルーセル作成(新)とは役割がまったく別となります。
一斉配信をする場合、別々のテンプレートを2つ呼び出すことは不可能なので、パック機能で1つにしておくとかなり役立ちます。
別の場合でも、2つメッセージを送りたい場合はパック作成しておくと便利なのでおすすめです。
テンプレートの作り方
実際にテンプレートを作成する方法について、解説していきます。
Lステップ初心者でも、基本を覚えておけばさまざまな機能を使いこなせるようになるので、まずは初心者でもわかりやすいポイントを理解しておくことが大切です。
Lステップのテンプレート作成は、Lステップにログインをしてテンプレートを選んでおいてください。
メッセージテンプレートを新規作成
まずは、テンプレート画面にある青いボタンの「新しいテンプレート」をクリックします。
新規作成でできる本文メッセージや画像などを作成していくので、最初は新規作成からスタートします。
前述でお伝えしたとおりカルーセル作成(新)でできるものがありますが、ここではまず新規作成から設定する方法です。
そのため、カルーセル作成(新)でできるものでも新規作成で設定するように解説していきます。
一旦新規作成で作ってから、次にカルーセル作成(新)で作成したものと比較してどんな違いがあるのか自身で確認すると、より効果的な配信作成ができるのでおすすめです。
まずはテンプレート画面にある3つあるボタン中の、青いボタンの「新しいテンプレート」からスタートします。
テンプレート登録
新しいテンプレートをクリックしたら、テンプレート名を入力していきます。
このときの注意点は、テンプレート名は管理用となるため、わかりやすく設定することです。
後から見てすぐに、どのテンプレートなのか判断できるようにしておく必要があります。
たとえば、あいさつメッセージ、クーポン配布用などと内容がすぐにわかることがポイントです。
もし、あいさつメッセージでもパターンの違うものがある場合は、どんな違いがあるのかも付け加えておきましょう。
たとえば、「あいさつメッセージ春」などとしておくようなことです。
複数のテンプレートがどんどん増えてくると管理が難しくなってしまうので、見やすくわかりやすいテンプレート名を使ってください。
画像登録
テキストメッセージを作成していく中でできることは、スタンプ・画像・質問・ボタンカルーセル・位置情報・紹介・音声・動画があります。
画像登録をする場合は、画像タブをクリックします。
画像を選択するボタンから画像登録することができるので、予めアップロードをした画像を選ぶか、新規アップロードをして登録してください。
画像登録でのポイントは、詳細設定ON時のリンク設定です。
これにより、画像の領域の分割レイアウトとアクションの設定が可能になります。
画像の領域の分割は、何タイプかあるので自分のイメージに合うものを選んでください。
アクションの選択肢は、「使用しない」「URLを開く」「ユーザーメッセージ」の動作です。
画像をタップしたときの動作を選ぶことができるので、目的に合うものを選んで設定しましょう。
テキストメッセージの作り方
テキストメッセージの作り方は、まずメッセージ編集ボックスにあるテキストタブをクリックします。
テキストボックスに本文入力をしていき、このとき絵文字を使いたい場合はスマイルマークから選べますが、乱用には注意してください。
本文を入力したら、下にある緑色のボタンの「テンプレート登録」をクリックします。
作成したメッセージがテンプレート登録されると、保存されます。
テキストには置換タグがいくつかあるので、慣れてきたら使ってみるとよいでしょう。
たとえば、名前や友だち情報、配信日などがあります。
一斉送信する場合に、[name]様と入っていればユーザーの名前に置換えられるので便利です。
慣れないうちは、ひとつずつの機能を試しながらテスト送信でチェックすると、ミスを減らすことができます。
メッセージパックの作り方
メッセージパックの作り方は、テンプレート画面にある水色のボタン「パック作成」をクリックします。
テンプレート名とフォルダを入力して登録をクリックします。
次の画面で、1つ目のメッセージを登録となるので、
メッセージ新規追加かテンプレートから追加のどちらかをクリックしてください。
自分が登録したいメッセージと画像を追加して、画面下にある緑色ボタンの登録をクリックします。
2つ目のメッセージを登録する場合も同じように行い、登録画面で登録を行ってください。
クーポンをつける場合も、画像とテキストをセットにすることができるので便利です。
メッセージパックのテンプレート名も、間違えないようにわかりやすくつけることがポイントとなります。
テンプレート配信の方法
テンプレートを作成したら、実際にユーザーに配信をしていきます。
Lステップのテンプレートで配信する方法は、「一斉配信」「シナリオ配信」「自動応答」の3種類があります。
それぞれのメリットを活かして、どの配信方法を選ぶか自分に合う方法を選んでください。
テンプレート配信の方法について、みていきましょう。
一斉配信
複数のユーザーに一斉配信を行う場合は、
一斉配信を選び水色のボタンの「テンプレート配信」を選びます。
次の画面で新しくテンプレートを作成するか、作成したテンプレートかを選び、画面下にある緑色のボタン「配信設定へ進む」をクリックしてください。
そして、送信先と配信日時設定を選んで、画面下にある緑色ボタンの「配信登録」をすれば完了です。
配信方法は複雑ではないので、最後の確認だけしっかりしておけば簡単に配信することができます。
一斉配信をする場合、新規作成からやるよりも、予めテンプレートを作成しておくとスムーズなので、作成してから配信するとよいでしょう。
テンプレートを間違えないように、登録する前に必ず確認してください。
シナリオ配信
シナリオ配信をする場合、メニューにある「シナリオ配信」を選びます。
予め登録してあるシナリオがある場合はそのシナリオを選び、新規登録する場合は新しいシナリオを追加してください。
シナリオタイプの「時刻で作成する」か「経過時間で作成する」かを選択をし、シナリオの編集をしましょう。
シナリオ編集する方法は、シナリオ編集画面で水色ボタンの「テンプレートを追加」を選びます。
テンプレートを追加して、画面下にある緑ボタンの「シナリオへ追加」をクリックしてください。
そして、配信タイミングや送信先などを設定していきます。
必要なアクションや、テンプレートを編集する場合は設定してから画面下にある緑ボタンの
「シナリオ登録」をクリックしてください。
パック機能を追加している場合は、本文のところにメッセージパックと表示されているか確認をするようにしましょう。
自動応答
自動応答でテンプレートを配信する場合は、メニューの中から自動応答を選びます。
次に自動応答登録画面になるので「新しい自動応答」を選択し、
「自動応答名」「反応するキーワードを設定する」「反応する時間帯を設定する」「絞り込み・反応条件を設定する」を設定します。
そして、「反応時のアクションを設定する」の「アクションを設定する」をクリックしたら、
テンプレート送信を選んで緑色ボタンの「この条件で決定する」をクリックしてください。
アクションを設定する下のテンプレに、選んだテンプレートの名前が出ているので確認しておきましょう。
最後に、自動応答登録画面の一番下の「登録」をクリックして登録完了です。
ユーザーが入力したワードに反応する自動応答は、業務の効率化だけでなくユーザーの反応を高めることにもつながります。
ユーザーも増えてテンプレート送信に慣れてきたら、試してみるとよいおすすめ配信方法です。
Lステップのテンプレートを活用して効率化を目指そう
Lステップのテンプレートの作り方について解説しました。
Lステップを活用するなら、テンプレートを理解しておくことが重要です。
効率的で効果的な配信につながるポイントをしっかりとおさえて、集客につながるテンプレートを作成していくことがキーとなります。
テンプレートの作り方をマスターするために、いろいろな方法をテスト送信してチェックしてみましょう。