Lステップのアクション管理の種類やメリットについて知りたいという方のために、Lステップのアクション管理が持つ役割や活用方法について解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップのアクション管理でできること
- Lステップのアクション管理方法
を知ることができます。
それではLステップのさまざまなアクション管理機能を使いこなす具体的な方法について解説してい
ます。
Lステップのアクション管理でできること
Lステップのアクション管理を使用すると、今まで面倒だと思っていたさまざまな作業が驚くほど楽になるのを実感できます。
ここでは、アクション管理でどのようなことができるのかについて簡単に説明します。
アクション管理の良さがいまひとつわからない人や、うまく使いこなせていないと悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
複数のアクション設定をひとつにまとめてらくらく操作
Lステップではさまざまなアクションを設定できますが、それらのアクションをひとつにまとめられるのが、アクション管理の最大の特徴です。
テキスト送信やタグ操作といったアクションの詳細設定は、ユーザー獲得におおいに役立つものの、それを毎回最初から構築していくと非常に手間がかかります。
ところがアクション管理機能なら、一度構築したアクションをショートカットのように保存し、
それらを反映させたいときにいつでも簡単に使えるようになります。
少しでも効率良く作業を進めるうえで、アクション管理機能活用は不可欠であるといっても過言ではありません。
個別も一括も!自由自在にメッセージ配信
すべてのユーザーに配信したいときもあれば、個別にメッセージを送りたいときもあります。
Lステップのアクション管理は融通が利きますので、自動も手動も思いのままです。
一斉配信は手間が省ける反面、ユーザーのニーズにそぐわなければブロックされてしまうかもしれません。
対して個別にメッセージを送信すると、意思の疎通はうまくいくものの、莫大な作業時間を必要とします。
アクション管理を使うと、メッセージの内容に応じて全ユーザー向けに配信したりユーザーをグループ分けして内容を変えて送信したりできますので、自由度が上がります。
スケジュール設定との合わせ技で無限の可能性
Lステップのアクション管理は、プロプランのスケジュール設定と非常に相性が良く、セットで使うと活用方法が何倍にも広がります。
自動配信ですので、一度設定してしまえば結果的に作業の効率化にも。
アクション管理は主にユーザーを限定したいときに便利ですが、これにスケジュール設定を組み合わせることで、さらに送信する日時も決定することができます。
毎月10日を20代の女性限定サービスデーにして該当者にだけ送信する、というような細かい絞り込みが可能です。
特定のターゲットに狙いを定めたキャッチーなメッセージは、ユーザーとの親密度や売り上げに大きく貢献します。
簡単で便利なアクション管理の使用方法
そもそもアクション管理は、独立した機能ではありません。
Lステップのいろいろな機能やコンテンツと組み合わせて、はじめてその効果を発揮します。
ここでは、他の機能のなかでアクション設定をするとどんなことができるのかについて解説します。
どれも作業効率や集客率のアップに結びつく便利な内容ばかりですので、これを機会に積極的に活用しましょう。
テキストやテンプレートをくり返し送信できる
アクション管理ではテキストやテンプレートの送信が可能で、何度も配信したい場合に便利です。
テキスト送信は、メインのシナリオ配信とは違う特別な情報などを盛り込むと効果的です。
文字数には制限がありますので、短い文章のなかにユーザーの心をつかむ内容を入れるよう心がけましょう。
テンプレート送信は、カルーセルパネルや画像を使用したいときに活用するのがおすすめです。
送りたい配信内容をいくつかまとめることもできるようになっていますので、リッチメニューのように何度も使われる操作はテンプレートを作っておくと作業が楽になります。
ユーザー情報やタグの操作が簡単に
Lステップのアクション管理を使えば、配信内容に対するユーザーの反応もスムーズに管理可能です。
データが集まりやすいので分析も容易になり、集客率アップへの大きな糧となります。
たとえば二択アンケートの回答比率や各種申し込みの反応率などを確認したいとき、アクション管理でタグの付け外しを行ってユーザーの分類ができます。
また、ユーザー一人ひとりの反応もアクション管理でチェック可能です。
配信の際に、ユーザーがリンクやボタンに反応するたびに加算されるよう設定しておけば、どのユーザーがどのような内容に反応してくれているのかが数値化されます。
シナリオの順番を思い通りに操作
Lステップのシナリオ配信をさらに有効活用するためのアシストをしてくれるのも、アクション管理の役割のひとつです。
もしシナリオの途中でユーザーのニーズが変化したとしても、シナリオはあらかじめ設定した順番で進めざるをえません。
ところが、アクション管理によってシナリオ操作が可能になり、再開箇所を変更して再びユーザーの興味をひくチャンスが生まれます。
Lステップではシナリオを複数用意できますので、あっちがだめならこっちというように変更の幅が広くなります。
臨機応変に対応できて使い勝手のよいアクション管理は、活用すればするほどメリットがあるので利用しましょう。
リッチメニューの精度を上げる
LINE公式アカウントでもすでにおなじみのリッチメニューは、Lステップスタンダードプランのアクション管理を使うことによってさらにパワーアップ。
その秘密は、アクション管理内の「メニュー操作」にあります。
「メニュー操作」は、配信内容やボタンへの変更といったリッチメニューの切り替え操作を行えます。
さらにLステップでは、リッチメニューのボタン数増加やカテゴリ別のタブ使用も可能です。
アクション管理を使いこなせれば、リッチメニューを活用したコンテンツ構築や各媒体の集約が容易になり、
作業工数の削減と集客率の向上が期待できます。
リマインダの操作もアクション管理で
各種申し込みや予約など、期限が設けられているお知らせへの念押しをしておきたい場合のリマインダ配信にも、アクション管理が有効です。
Lステップのリマインダ配信は、アクション開始時から終了時まで数回に分けてメッセージを送信します。
メッセージの内容は、終了時から逆算して作成していくかたちになります。
もちろん送信するメッセージは毎回変えられますので、ユーザーの気持ちを高めるメッセージにするよう工夫しましょう。
ユーザー一人ひとりに合わせて自動的にリマインダ配信が行われるため、ユーザーとの親密度が深まりますし期限忘れをくい止められます。
アクション管理でトラブル対応を迅速に
Lステップのシナリオ配信における最大の強みは自動化にありますが、それでもごくたまに人の手で対応しなければならない場合も出てきます。
そこで、アクション管理で対応内容を即座に把握し、トラブルをスピーディーに解決しましょう。
「対応マーク・表示操作」を設定しておくと、トラブルの際に管理画面にマークが表示されます。
マークは全6種類で、マガジンコメントなどの未返信についての内容と、トラブルやクレームへの要対応事項があります。
お問い合わせ機能で設定しておくと、迅速に対応しやすくなりユーザーからの信頼度を上げることが可能です。
使ってお得!アクション管理の活用事例
それではここで、実際にアクション管理をどう使っていくとよいのか、具体的な例を交えて紹介します。
今回は、Lステップのプロプランのなかのスケジュール機能と一緒に使うケースと、スケジュール機能なしでもできるアクションの2種類を選んでいます。
アイディアの数だけ使いみちがあり、目標達成の道しるべとなる、それがアクション管理です。
ユーザーに毎日楽しんでもらう仕掛けを作ろう
運勢占いやポイントプレゼントなど、一日一回の制限を設けたいコンテンツの調整は、スケジュール機能とアクション管理を組み合わせて設定します。
一日限定のコンテンツを作成するうえで重要なのは、まず「クリックした人」と「クリックした結果を紹介するメッセージ」という2種類のタグを作成してアクション設定することです。
そして今度はスケジュール機能を使い、日付が変わるタイミングで「クリックした人」のタグを外す設定をすればリセットできます。
ユーザーとの距離を縮める、遊び心のあるコンテンツ構築にぜひお役立てください。
リッチメニューの表示切り替えでさらに読みやすく
画面の下半分近くを占めるリッチメニューは、華やかで目を引く一方で他の情報を読みにくくしているとも言えます。
そこで、スケジュール機能とアクション管理を上手に使えば、リッチメニューとそれ以外の情報をどちらも効果的に表示可能です。
もしも一斉配信で時間限定のお得情報を配信したい場合、その間だけリッチメニューを閉じてしまえば情報がダイレクトに伝わりやすくなります。
「リッチメニューを閉じる」というアクションを設定し、さらにスケジュール機能で細かい時間を設定すると、一定時間リッチメニューが表示されません。
複数のリッチメニューを使い分けたいときなどにも、この方法はとても便利です。
重複配信を避けてスマートなやり取りを
アクションをいくつかまとめられるという利点を活かし、スケジュール機能を使わずにタグの付け外しでメッセージ送信を行うという方法があります。
例として、友だち追加後に何もアクションがないユーザーに対してタグを付けます。
タグ名は「初回限定クーポン案内」のように、なるべくわかりやすいものがよいでしょう。
それから、クーポン使用を促すメッセージテキスト送信と「初回限定クーポン案内」のタグを外すという2種類のアクションを作成します。
そしてそれらのアクションをひとまとめにしておけば、あとはワンクリックで作業完了です。
子どもをターゲットにするなら新年度対応は必須
ユーザーを性別や年代別に分けるよりも難しそうなのが、新年度で変化する児童や学生の学年です。
これも、スケジュール機能なしでアクション管理によって簡単に学年を上げられます。
前提として、各児童や生徒あるいはその保護者に学年のタグを付けておきます。
そのあと新年度に向けて、ひとつ上の学年のタグも作成。
最後に、4月1日になったら小学校6年生のタグが付いている人には中学校1年生のタグを追加するアクションをあらかじめ作成しておけば、一括送信で作業完了です。
ちなみに、設定したアクションは上から実行されますので、最高学年から作っていきましょう。
Lステップのアクション管理でとことん自動化を目指そう
Lステップのアクション管理は、簡潔にまとめると、あらゆる作業の自動化に必要不可欠な機能です。
自動化が進めば、これまで手動で行っていた作業に取られていた時間を、コンテンツの質を上げたり新しいアイディアを生み出したりする時間として使えます。
なにより、ユーザーへの細やかなサービスが行き届くようになり、ユーザーとの円滑な関係への構築が容易になります。
よいことづくめのアクション管理活用で、売上をあげていきましょう。