Lステップのセグメント配信について知りたいという方のために、Lステップのセグメント配信について解説をします。
この記事を読むことで、
- Lステップのセグメント配信のメリット
- Lステップのセグメント配信のやり方
- Lステップのセグメント配信を使うべきケース
- Lステップのセグメント配信のコツ
を知ることができます。
それではLステップのセグメント配信について解説していきます。
Lステップのセグメント配信とは
Lステップのセグメント配信は、Lステップの機能の中でも大事な機能です。
LINE公式アカウントにもセグメント配信機能がありますが、Lステップとの違いはどこにあるのでしょう。
どちらがより効果があるのかは知っておきたいところです。
顧客へのアプローチを効果的にするセグメント配信について、みていきます。
LINE公式アカウントのセグメント配信
LINE公式アカウントのセグメント配信は、2020年1月14日以降使えるようになりました。
LINE公式アカウントのセグメント配信が使える条件は、友だち登録の人数が100人以上ということです。
絞り込める属性は、性別・年代・居住地・利用しているOS・友だちになってからの期間となります。
この5つの属性で絞り込みができますが、LINEがみなし属性として分析した結果によるものです。
そのため、属性の正確さとしては不完全な部分もあります。
この他に、オーディエンスからの絞り込みによる配信も可能です。
たとえば、チャットタグオーディエンスではチャットに付けたタグを対象にメッセージの配信を行うことができます。
Lステップのセグメント配信
Lステップのセグメント配信は、友だちの数に関係なく使うことができます。
そして、LINE公式アカウントよりも細かい属性に絞ることができるのが特徴です。
Lステップの機能を使ったアンケートやアクションからの情報によって、基本情報以外の情報を得ることもできます。
そのため、さらに細かな絞り込みを行うことができ、顧客に合うメッセージ配信をすることが可能です。
一斉送信の場合、顧客のタイプに合わない情報を送ることになるため、無駄な配信となってしまうこともあります。
セグメント配信であれば、顧客のニーズに合う内容のメッセージを送ることができるので、非常に効率が良く効果的です。
LINE公式アカウントと比較すると、Lステップのセグメント配信の方がより細かな絞り込みができるのでおすすめです。
Lステップのセグメント配信のメリット
Lステップのセグメント配信を使うメリットには、どんなものがあるでしょうか。
セグメント配信は、Lステップの機能の中でも特に使いこなしたい機能です。
顧客へのアプローチを効率よく効果的につなげるセグメント配信は、理解しておくべきです。
Lステップのセグメント配信のメリットについて、みていきます。
細かい絞り込みができる
Lステップのセグメント配信の大きなメリットは、細かい絞り込みができることです。
LINE公式アカウントではできない顧客情報からの絞り込みができるため、効果的なメッセージ配信を行えます。
友だち登録をしてくれたユーザーにアンケートを行うことで細かな絞り込みをすることができますし、ユーザーのアクションによるセグメント分けもできます。
ユーザーの属性や興味があることがわかれば、その結果に沿ったメッセージを配信することができるので効率的です。
Lステップのタグ付け機能や顧客情報を使ってセグメント分けをし、シナリオ分岐することで複数のメッセージを配信すれば、顧客の心に響くメッセージを届けられます。
これは、Lステップならではのメリットです。
費用を削減できる
Lステップでは、メッセージ配信数によってコストが変わってきます。
そのため、一斉送信だとコストがかかってしまうわけです。
セグメント配信にすることによって、必要なメッセージだけを顧客に送ることができるため配信費用を削減することができます。
顧客に合わないメッセージを配信し続けてしまうと、ブロック率が高くなったりコンバージョンにつながりにくくなったりするので、デメリットとなります。
コストがかかる上に、コンバージョンにならないとなれば非効率なだけです。
その点、セグメント配信で顧客に合うメッセージを必要な人に送れば、コストが下がりコンバージョン率もアップします。
メッセージを送る必要がない人にまで送らずに済むことがメリットです。
無駄な配信を防げる
一斉送信などで無駄な配信をしていると、ブロック率が上がってしまいます。
たとえば、男性なのに女性用の商品を紹介されてしまうと、興味がないためブロックされてしまうでしょう。
Lステップのセグメント配信は、属性や年代などの基本属性から、顧客の情報から得た興味の対象などで分けることができるので、無駄な配信を防げます。
ユーザーがブロックしてしまえば、こちらからのアプローチはできなくなってしまうので、避けたいことです。
いくら友だち登録が増えても、ブロック率が上がってしまえば元も子もありません。
顧客の離脱を防ぐためには、無駄な配信をしないことが重要です。
細かなセグメント分けをすることで無駄な配信を防ぐことができるため、ブロック率を低くすることができます。
Lステップのセグメント配信のやり方
Lステップのセグメント配信のやり方について解説します。
セグメント配信のやり方を、セグメント分けのためのユーザー情報を収集して一斉送信する場合と、シナリオ配信をする場合に分けて詳しく説明していきます。
Lステップのセグメント配信は、機能の中でも非常に大事な機能なのでしっかりと覚えておきましょう。
ユーザー情報を収集する
セグメント配信のためには、セグメント分けを行う必要があります。
セグメント分けのためには、タグや友だち情報を得ることが必要です。
アンケートの回答結果によって得る方法と、アクション設定でタグ付けをする方法があります。
アンケートの回答フォームを使う場合は、必要となる情報を得るための工夫も必要です。
基本の属性だけでなく、悩み事や関心事などを書きやすくする工夫や、アンケートの回答率を上げるためにクーポンなどの特典を使うこともおすすめです。
そして、それぞれのアクション設定を行うことでタグ付けされるので、アクションに合わせた情報収集を得ることもできます。
たとえば、カルーセルの設定でアクション設定をしておくと、顧客がどんな商品をチェックしているかなどの情報が得られます。
一斉送信をする場合
一斉送信でセグメント配信を行う場合は、Lステップ管理画面の一斉送信を選択します。
そして、新規作成かテンプレートを選ぶとメッセージ作成画面になります。
絞り込み設定で、友だちを絞り込んで送信するを選んでください。
その下にあるブルーのボタン「絞り込み条件を設定」では、絞り込み設定をすることができます。
タグや友だち情報から絞り込んでいくことになり、自分が設定したい絞り込み条件を入力します。
たとえば、20代男性、東京都に在住の人のみを対象に配信するといったようなことです。
自分が必要とする絞り込み条件を、事前にいくつか考えておくとよいでしょう。
そのためには、どの商品をどんな人に売りたいのか、どんな顧客がいるのかも知っておくべきです。
絞り込み設定をすると、その条件の人が何人いるかを確認することもできます。
あとは、メッセージを入力して配信するだけです。
シナリオ配信をする場合
シナリオ配信をする場合は、Lステップ管理画面のシナリオ配信を選びます。
シナリオ一覧という画面になり、新しいシナリオをクリックします。
シナリオタイプを選択し、対象の絞り込みを選んでください。
配信先条件設定で、タグや回答フォームによって絞り込むことができます。
条件設定ができたら、あとはシナリオを作成して配信する流れです。
顧客の属性や興味に対してシナリオ作成しておけば、複数のタイプに分けた配信ができます。
条件設定を行うことでより細かなシナリオ配信ができれば、効率的なアプローチをすることが可能です。
シナリオ分岐は、タグやアクション設定などを利用した設定ができるので、Lステップの便利機能を駆使することでかなり効果のあるアプローチにつながります。
正しくセグメント分けされることで、間違った対象者に間違ったアプローチをせずに済むのでおすすめです。
Lステップのセグメント配信がおすすめのケース
Lステップのセグメント配信がおすすめのケースについて紹介します。
セグメント配信をすることによるメリットがある事例を踏まえて、具体的な方法を知れば自分にとってセグメント配信の効果がどうなのかがわかります。
Lステップを利用してセグメント配信をすることがおすすめのケースについてみていきましょう。
子供の習い事のケース
セグメント配信がおすすめのケースは、子供の習い事を運営しているケースです。
塾やお稽古ごとなど、子供向けの習い事のターゲットは子供の親です。
たとえば、学習塾の場合いろんなパターンが考えられます。
理数系の進学校を目指す子供、文系の進学校を目指す子供、進学校は決めていないけど学力を高めたい子供など、塾を選ぶポイントが異なります。
そのため、Lステップのアンケートを利用して対象者の興味や悩みを収集できれば、ターゲットに合うプランだけを配信することができるという点がメリットです。
一斉配信だけだと、必要な情報ではなかった場合にブロックされてしまうことも考えられるでしょう。
セグメント分けをして、セグメント配信することでターゲットに合う内容だけを伝えることができます。
ニーズが幅広いケース
顧客のニーズが幅広いケースにも、Lステップのセグメント配信がおすすめです。
たとえば、飲食店の場合色々なパターンが考えられます。
女子会や会社の打ち合わせ、カップルの記念日などターゲットは幅広くさまざまなニーズが考えられます。
セグメント分けを細かく行っていれば、ニーズに合う配信をすることが可能です。
たとえば誕生日がわかれば、誕生日プランを誕生月の人にだけ送ることなどです。
女性なら女子会プラン、男性なら会社の飲み会プランなど属性に合わせた配信を送れば、ニーズに合うアプローチができます。
飲食店のようにニーズが幅広いと、一斉送信では無駄な配信をしてしまうことも考えられます。
女子会プランを男性に送ってしまえば、興味がないと配信を見ずに終わってしまうこともあるのです。
顧客の状態に合わせたいケース
顧客の状態に合わせたいケースも、セグメント配信がおすすめです。
たとえば、美容院の場合顧客の状態はさまざまで、カットしたい人もいればパーマをかけたい人もいます。
年齢や性別によっても悩みが異なるため、顧客の状態に合った配信が必要です。
白髪や薄毛が気になる年代や、くせ毛が悩みの人など髪の毛の悩みは人それぞれ違うため、悩みに合う商品を紹介することが大事なポイントです。
そのため、事前のアンケートで悩みや興味を収集しておけば、効果的なセグメント配信につながります。
実際に、Lステップのセグメント配信によって売上げアップした美容院もあります。
年代や性別、悩み事のセグメント分けによって、シャンプーなどのヘアケア商品を紹介したことでコンバージョン率が高くなったのです。
Lステップのセグメント配信で売上げアップを目指そう
Lステップのセグメント配信にあるメリットや使い方などについて解説しました。
LINE公式アカウントのセグメント配信以上に、Lステップのセグメント配信はとても便利な機能となっています。
顧客への効果的なアプローチを効率的に行うことができるので、Lステップのセグメント配信を使うことはコンバージョン率を上げるためにおすすめの方法です。
Lステップのセグメント配信を使いこなして、売上げアップを目指していきましょう。
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